建設機械のユンボ使いの職人芸
狭い建設現場のため、災害救援も兼ねて建設機械の
レンタルをしなければいけないということになり、
とりあえず狭い道に入るために小さいユンボが必要です。
ボランティアも兼ねた素人の集まりなので、専門家など
呼ぶわけにもいきません。
建設機械のレンタル業者を探して借りることはできたものの、
「どうやって運ぼうか?」ということになりました。
現場で使う建設機械をレンタルしてきただけに、ナンバーも
ついていないようなユンボです。
これはトラックに積載して運ぶしか方法はないわけです。
そこで、もう一台レンタルすることになり、4トン車なら
ユニックがあれば引っ張って乗せることができるのではないか
ということになり、ユニック付きの低床4トンを借りてユンボを
運ぼうとしたのです。
しかし、トラックに付いているユニックでユンボを引っ張って
乗せようとしたときに、ちょうどユンボを普段から使っている
プロらしき人が通りかかり、「載せてやろうか?」と言うと、
こちらの返事も待たずにさっさと自力でユンボを乗せてしまいました。
ユニックいらないじゃんという声も出るというものです。
この動画をYouTubeにアップでもするか。
というこちらの話には耳もかさずに立ち去って行ったあの人は
なんだったのでしょう?
周りの見物人の拍手に見送られて平然とした姿で去っていきました。