シックハウス症候群の原因と対策

 

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#化学物質
シックハウス症候群の原因として一番取り上げられるのが、建材から放たれ室内の空気を汚染する化学物質です。
これらは総称してVOC(Volatile Organic Compounds、揮発性有機化合物)と呼ばれ、私達が生活している常温の環境でも、徐々に空気に溶け込んでくるものです。
ホルムアルデヒドトルエン、キシレンベンゼンなどが挙げられ、個々の物質ごとに厚生労働省で濃度の指針値を定めています。

#ダニ
ダニは全世界で2万種近い種が存在すると言われる動物の総称であり、その多くは小型の形態を持っています。
1mmを下回る大きさで目視出来ない種も多いです。様々な生態があり、生息地も多種多様です。
人に噛みつくことで危害を与える種はそう多くないですが家の中にも多くのダニは住み着きます。
カーペットや布団などにも生息しており、それらをすべて駆逐するというのは現実的には不可能でしょう。
シックハウス症候群との関連性が高いのは、カビの胞子や人のフケなどを食べて繁殖するチリダニです。
フンや抜け殻などがアレルギーの原因になります。

#カビ
カビもまた多くの種があり、中には生活に有効に利用されているものもありますが、当然人体の健康に影響を与える有害なものもあります。直接的な影響もそうですが、カビの胞子は前述のダニの餌にもなるので、カビが発生しやすい環境はシックハウス症候群に大きく影響します。
タイルの目地や食品に発生する他、種によっては畳やカーペットといった比較的湿度が低い環境でも育ちます。
シックハウス症候群の対策としてホルムアルデヒドに関する建材、換気設備の規制などが行われております。

家を建てたいと思っていろいろと調べてみましたが、シックハウスの問題など見た目にはわからない課題がありますね。
知り合いの工務店さんに一度お伺いして相談してみようと思っています。