意外だった病気の合併症だった。

私が初めて胃の不調を感じたのが、夜寝るときになると胃酸があがってきて胸やけの症状がではじめました。最初のうちは市販の薬で抑えていたのですが、だんだん症状は悪化していき麦茶やオレンジジュースですら、胸やけを起こすようになってきました。そのうちにげっぷが多くでるようになり川口市の病院にいく決意をしました。

病院では問診のほかに血液検査や胃カメラをしました。胃カメラで検査したところ私の場合は、胃の入り口が閉まらい病気で慢性化していました。
先生からは一生薬の毎日と言われ、タケプロンガスモチンが処方されました。毎日大量の薬を飲んでいましたが、夜の胸やけや胃酸の逆流は治りませんでした。
ほとんど寝不足の状態でしたが、先生に話すと薬が効くまで時間がかかるとか、慢性化してるか仕方がないだよと言われました。
この薬を飲み始めて6年が過ぎようとしていた時に、背中から脇にかけて痛みがはしりました。痛みは食事をした後になったりと何かいつもと違う感じがしました。
おもいきって大きな病院にいってみて、逆流性食道炎を患っていることなどをはなしました。

検査をするように言われ、血液検査、腹部CT検査をされました。そこで、先生からの意外な病名と事実がわかりました。
まず見つかった病気は、胆石症でした。そして、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあると言われました。
この睡眠時無呼吸症候群ならば、合併症として逆流性食道炎も考えられると言われました。そこでまずは、睡眠時無呼吸症候群の検査を入院しておこないました。
その結果睡眠時無呼吸症候群で、合併症で逆流性食道炎が出ているのだとわかりました。

先生からは今までもらってきた薬はすべてやめて、夜1カプセルのネキシウムを飲むように言われました。この薬を飲み始めて、睡眠時無呼吸症候群の治療をしはじめてまったく夜にでていた、胸やけや胃酸の逆流がなくなりました。何を食べても飲んでも胸やけを起こすこともなくなりました。

ただの逆流性食道炎と思っていましたが、こんな隠れている病気の合併症で発症する病気なんだと改めて怖くなりました。そして正しい治療と薬で楽になれる病気なんだとおもいました。
自分の判断や1つの病院だけの判断ではなく、セカンドオピニオンも大切だと思います。