参加費1,000円の送金に、現金書留を使ってみる

先日、卓球の試合への参加を申し込みました。その試合の要項によると、所定の申込書に必要事項を記入し、参加費1,000円を添えて現金書留で申し込むように指示があったのです。

「1,000円送金するのに、現金書留を使うの?金額に対して送料が割高だし、送るのも受け取るのも手間がかかるし、効率が悪くないか?」私は一瞬自分の目を疑いました。今どき、送金といえば振り込みが当たり前になっていて、現金書留を使うのはお祝い金や香典を送るときくらいです。しかもそういう目的なら、送金する額は数千円から数万円になります。1,000円といった少額ではありません。
でも確かに、要項には現金書留で参加費と参加申込書を送るように指示があります。疑っても仕方がないので、私はそれに従って申し込むことにしました。
まず郵便局で現金封筒を買いました。費用は21円。次に記入済みの申込書と参加費1,000円を封入します。現金封筒は何重にも封をするようになっていて、しかも封緘の際には割り印が必要になります。この作業がやや面倒です。そして郵便局の窓口で、所定の複写紙に送り主の住所・氏名と送り先の名称を記入して、ようやく発送手続きができました。
送料は512円。封筒代と合わせると533円になるので、送金する金額の半分を超えてしまいます。しかも郵便局の窓口が開いている時間に手続きしなければならないので、何ともコストが割高です。

今までに出た試合は、参加費を事前に銀行口座へ振り込むか、当日に受付で支払うかのどちらかでした。参加する側にとっては、どちらの方法も現金書留ほど面倒ではありません。一方主催者側にとっては、当日払いにすると集金作業の負担が大きくなります。だから参加費を事前に集めたい、とするのもわかります。主催者側と参加者側のどちらの負担を考えても、次回以降は参加費の集金方法を見直してもよいのではないか、と思いました。1,000円の送金に現金書留を利用してみて、いろいろと考えさせられます。

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