断熱塗料の効果と料金等について

塗料というのは多くの場合、建造物に塗るものを言うようです。しかし、建造物以外にも塗料が使われるところはたくさんあり、多くの種類の塗料があります。そして、建造物に塗る塗料の中には、建物を保護するものがあります。建物の防火や防腐の効果があるものです。

それからさらに、そんな塗料の中には断熱塗料というものがあります。これは名前の通り家の屋根に塗っておけば、断熱の効果がある塗料なのです。最近は毎年夏が猛暑になりますが、屋根に断熱塗料を塗っておくと家の中の温度が下がるのです。

そして、温度が下がるだけではなくて、断熱塗料は冬のときは家の中を暖かくしてくれます。断熱ですから冬は寒くなりそうですが、それとは逆の効果をもたらしてくれます。かなり大きなメリットがありますね。断熱塗料を屋根に塗っておけば、冷房と暖房の費用が安くなるわけです。

しかし、断熱塗料にはデメリットもあります。まず、温度が下がると言われていますが、そんなに急激に下がるものではありません。人によっては暑い感覚のままかもしれません。ただ、最近の猛暑は長く続きますから、夏の間の冷房の電気代をトータルで見れば、安くなっているはずです。

断熱塗料という名前にインパクトがありますから、温度が下がるという印象が一人歩きしている可能性があります。あまり過度な期待をしない方がいいでしょう。そして、断熱塗料というのは価格が高めです。特殊な塗料ですから、これはしょうがないですね。

ですが、断熱塗料には耐久力があるので、屋根の断熱塗料の塗り直しは、10年に1度で良いと言われています。自分の家の屋根に断熱塗料を塗りたいのであれば、熱を抑える効果の度合いや、費用と塗料の耐久力がどれくらいであるかを、よく考えてから利用した方がいいでしょう

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